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むらじぃ

2014年11月29日

ナイトロックス講習 & ヒメオニオコゼ対応

 週末の土曜日。晴天とはいかなかった。時折、雨がパラパラ。おまけに時期外れの南寄りの風でした。湿り気をたっぷり含んだ温かい風が吹いているのでした。今日も汗ばむ。

午前中は講義。午後から海洋実習でした。呼吸するガスはナイトロックスガスです。今回は、酸素濃度が32%のガスを使用しました。学科は基本的内容です。教材は、難しい内容です。簡単ではないので、判りやすく説明します。実際には、ダイブコンピュータを活用しての潜水方法も指導するのでした。ガス濃度、とりわけ空気潜水と違って酸素濃度が11%も濃い混合ガスなので、酸素の影響を考慮する必要があるのでした。


 酸素濃度を測定します。通常の空気中の酸素濃度21%を濃度計で確認して調整します。タンクバルブの開口部にセンサー部分を接触させてタンクバルブをゆっくりと開けます。全開にはしません。あくまでも、ゆっくりとガスをセンサー部に当てます。酸素濃度を確認します。31.8%くらいでした。この酸素濃度の確認は、各自が直接測定します。測定値を換算表を見ながら、最大潜れる深度を確認します。


深度と時間を確認します。それから最悪の状態を想定して、短い時間だけ潜れる最大深度も確認します。深度コントロールは、確実に実施するのですが、場合によっては、落下する可能性もある。また、バディが落下した際に助けることが必要な場合もあります。そのための短時間での緊急最大深度を記録します。メモ用紙に記録して潜るのでした。


海洋実習一本目が終わった頃、携帯に電話。船長からの電話。「ヒメオニオコゼ」に刺されたとのこと。急遽、お湯と3種類のファーストエイドキットを持って港に急行した。前腕部を刺された。ウェットスールを脱いでもらい、傷口を確認。刺された部位を確認。一か所だけだった。お湯につけてポイズンリムーバーを使って刺された口から毒と出血を促した。何針も刺さったかなて想像していたが、一か所だけだった。


ショック状態も確認したが、大丈夫とのことで二本目の潜水に出てもらった。久しぶりに傷害用のファーストエイドキットを持って飛び出したのでした。


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Posted by むらじぃ at 23:23│Comments(0)ひとりごと
 
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