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むらじぃ

2013年10月29日

塩気は湿り気を

さすがに恩納村でも朝夕の気温が下がっています。そろそろ季節的には快晴が続くと夜は放射冷却現象が起きるのでした。朝夕ともに長袖や上着を羽織ることが必要となりました。外出時にかりゆしウェアで大丈夫なのですが、夜になると寒いのでした。風邪をひかないようにしています。周囲のガイドさんは風邪を引いたとの話もチラホラです。


 もうこの時期の沖縄では、潜水器材以外に防寒具は必携。濡れたスーツのまま風に当たればウィンドチル(風冷現象)で体温を奪われ易くなります。夏山登山での大量の遭難者も出た低体温症と同じだ。水分が蒸発する際に気化熱を奪ってしまうのでした。

 潜水後の濡れたままで風を浴びるとスーツが乾きまが、その際に体温を奪って行くのでした。皮下脂肪がない場合は、ブルって体が震えます。この震えは、体温が低下したので筋肉がブルブル震えることで発熱するのでした。皮下脂肪があれば多少は産熱
効果というか断熱効果があるかもしれない。皮下脂肪が少ない場合は、体温低下、内臓まで影響を与えることもあるのでした。女性では深刻な状態になることもあるのでした。


 防寒具以外の必需品として、絞れば乾燥するタイプのタオル。商品名では「マイクロネットタオル」や、「マイクロネットテリータオル」の名称で販売されています。それを使ってスーツに付着している水気を丁寧に拭き取ってください。ただ海水のままだと塩気がスーツに残るので湿り気が抜けません。面倒でも、ペットボトルに真水を用意して潜り終わるたびに真水を頭からかぶって塩気を取るか、マイクロネットタオルに水を浸して濡れたタオルで塩気を取る方法もあります。


 ダイビングボートの場合は温水シャワー付きもあるので、快適かもしれない。ただ独占はダメです。シャワーの噴出量と圧力によっても違いがありますが、1分から2分程度で十分かと思います。和船の場合は、ペットボトルにお湯を入れて、なおかつスーツの切れ端で包んでおくと冷めにくいです。また、ペットボトルが黒っぽい布やビニール袋で包んで太陽光線のもとに置くと太陽熱で暖まります。生活の知恵でした。


 ソーラーパワーの恩恵ですが、晴れ間しか使えないですね。曇りや雨降りでは残念ながらとなるのでした。


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Posted by むらじぃ at 23:29│Comments(0)ひとりごと
 
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