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むらじぃ

2011年05月17日

ヘリコプター救難

 改めて、ダイビングガイドにヘリコプター概論。講習生には、あまりピンと来ていないようだ。まだ、実践の場面で遭遇したことがないからだろう。今回の大震災でも、多数のヘリコプターが救助や捜索活動で大活躍。一般市民も嫌がおうでも、ヘリコプターに接することが多くなる可能性が高くなっているのでした。


 ダイビング関係では、捜索と救助の局面でヘリコプターのお世話になる可能性があるのでした。実際には、行方不明者の捜索。溺水者や負傷者の医療機関への搬送、ダイビングボートからの吊り上げ救助、そして医療機関に搬送もありました。また、漂流事案が発生。空からの捜索中に発見、海面から直接、ヘリコプターに吊り上げもらったこともあります。


 別件では、上空から漂流者捜索していたが夕暮れ寸前に発見。日没間近だったので、近くに捜索船が居たので、漂流者まで捜索船を誘導して、船に救助されたこともありました。捜索については、日中の明るい中での捜索活動にも限界はあります。海域がベタ凪状態や荒れた状態等様々です。うす曇り状態、雨降り等の気象状態によっては、上空からの視覚的な捜索にも限界となることもあります。


 ヘリコプターも万能ではありません。とくに気象状態によって活動に制限が出ます。海上保安庁や航空自衛隊等の救難対応の機体では、荒れた中でも飛行しなければならない場合もあるのでした。海難は、ベタ凪よりも荒れた海況の際に事故が発生することが多いのでした。当然、機体が高性能もありますが、操縦するパイロットの技量によります。一人前のパイロットになるまで、それなりの飛行時間と訓練が必要となります。


 パイロットだけでなく、捜索救難機を取り巻く周囲の環境、機体の整備、コパイ(副操縦者)、通信員、救難員等のチームワークも必要となるのでした。ヘリコプターの性能を維持するためには、お金もかかりますが、日常の機体整備が重要な要素となります。


 


 国際蘇生連絡委員会(ILCOR)による2010CoSTRに基づいて作成した救急蘇生のためのガイドラインの暫定版(日本版)ここからダウンロードできます↓
http://www.qqzaidan.jp/jrc2010.html


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Posted by むらじぃ at 23:40│Comments(0)ひとりごと
 
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