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むらじぃ

2011年12月15日

水中での震え 注意してください 低体温症には

 昨日とうって変わって寒い一日でした。昨日の汗ばみが何だっただろう。まあ海洋性気候なので、何があってもおかしくないのでした。


 この時期は、天気が不安定なのでダイビングでは保温が問題となります。とくに体験ダイビングの場合は、真剣に防寒対策を対応しないと大変なことも起きるのでした。場合によっては低体温症の危険もあるのでした。実際にありました。最終的には救急車が手配して入院騒ぎまで発展したことが報告されたこともあります。


 女性の方で、体験ダイビングの最中に震えを感じた。まだ水中だったので、そのことをうまくインストラクターに伝えることができなかった。インストラクターも異変に気付かなかったようだ。浮上してボートに上がったが震えが止まらなかった。岸まで近いので、濡れた保温スーツのままだったので風除けもなかった。もろに向かい風を浴びてしまった。一種のウィンドチル状態となった。


 濡れたままのウェットスーツで、風を受けると一瞬にしてスーツに沁み込んでいた水が蒸発して行きます。その際に熱も奪っていくのでした。体温も低下していくのでした。岸からシャワー室まで徒歩で3分くらいだった。たまたま男性スタッフだけだったのでした。


 シャワー室で倒れていたのでした。5分経過、10分経過、15分経過したが、なかなかシャワー室から出てくる気配がないので女性スタッフを呼びに行き、女性のシャワー室を除いてもらったら、保温スーツを着たまま倒れていた。温水シャワーも出ていない状態だった。シャワー室までたどり着いたが、寒くて寒くてどうしようもなくて倒れようだ。


 低体温症対策として、震えを感じたら、すぐにエキジットしてもらい、防寒対策として乾燥した防寒具を貸し出す。お湯を用意しておきます。頭髪もお湯で塩分を流して、タオルで拭いてもらうだけでも体温の温存に有効なのでした。ウェットスーツ生地でできたボートコートも有効です。低体温症にはくれぐれも注意してください。


 沖縄県発表:平成23年6月22日発表。ダイビング安全対策マニュアルの発刊しました。

http://www3.pref.okinawa.jp/site/view/contview.jsp?cateid=232&id=24710&page=1

 沖縄県の観光振興面でのダイビング活動の安全安心を推進するための第一歩を歩み出しました。宜しくご確認のほど、お願いします。


 これは、ワシントン州(西海岸)で地震が起きたら、大きな被害が日本でも起こり得るという内容の研究結果です。
http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2003/pr20031121/pr20031121.html



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Posted by むらじぃ at 23:11│Comments(0)ひとりごと
 
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