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むらじぃ

2009年07月24日

衝撃のフロントページ

あっという間に週末です。先週が海の日記念の連休だったためか、観光客の数が、ちょっと少なめとのことです。世の中は、週休二日が定着している昨今。労働格差が激しくなったダイビング業界なのでした。


 先の石垣島の地元紙が一面にデカデカと掲載した記事。この時期に、フロント頁に掲載したことは、それなりの意図があるのだろうと思う。あまりにも医療機関に飛び込むケースが増えた。減圧症については、治療もさることながら、現場のダイビングサービスに予防策を講じろという意味かと思うのです。


 ダイビングが観光産業の一翼を担っている沖縄県ですが、潜水障害が発生した際の医療面は、非常に心細い状態になっているのでした。石垣島には再圧治療のできる高気圧酸素治療装置が一台しかないのです。通常、潜水はバディ単位の活動となるために一人のダイバーが減圧症になった場合は、常識的には一台では困ります。症状によってですが、最低でも2時間、アメリカ海軍の減圧治療の指示としては5時間から6時間治療があります。


 最悪の場合は、究極の選択が行われることになるのだろう。どっちが症状が重いのか。より症状の重篤なダイバーを優先させることになるかと思います。再圧治療を受けられない場合は、大気圧下での輸液と酸素供給となるかと思います。DAN USでのダイビング現場において医療機関に搬送されるまでの間に酸素を吸っていたかで、その後の再圧治療の効果に大きな違いが出たとの報告があるのでした。


 残念ながら、日本のデータではないのでした。あくまでもアメリカさんのデータなのでした。


 石垣を含む周辺の島だけではなく、沖縄全域での出来事と認知すべきと思うのですが、現場ではノー天気なガイディングが続けられているのかと思うとぞっとするのでした。


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Posted by むらじぃ at 23:27│Comments(0)ひとりごと
 
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