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むらじぃ

2008年07月21日

新聞記事

連日の好天が続いている。海の日関連の連休の最終日。大勢が海や川に出かけた。それに伴い多くの水難事故の情報も新聞紙上に掲載された。水難事故の中にはダイビング事故も含まれていた。静岡で一件、愛知で1件で二名、福井では二件の事故情報があった。それも同一海域のようだ。福井での事故は、テレビニュースでも伝えられた。一部は報道では、海水浴の延長のように書かれていたが、実際はスクーバダイビング中に船に轢かれたようだ。


 ダイバーと船舶の接触事故。かつて石垣島で大きな人身事故となったことがある。今回の福井での事故は、映像で見る限り平底の和船タイプで、操船席は船の後ろにあった。海況はベタ凪だった。船長は、何かぶつかった衝撃を感じたとのことだった。海保に届けたとのこと。それで付近を捜索したら事故ダイバーを発見したとのこと。高校生だった。

 梅雨明け、気温はグングン上昇、茹だるような暑さ。涼を求めて海や山、あるいは川原に行くだろう。そして、暑いからと水に入り、深みにはまってしまうのだろう。そんの単純な導線で、溺れるのだろう。あとはダイビング関係では、夕刻のインターネット版の新聞記事をチェックしたら、またしても福井県内でダイバーの死亡事故情報を見つけた。これで3件の事故、3名とも亡くなっているのでした。新聞記事の数行なので、単独潜水なのか、それとも講習中だったのか、ファンダイビングだったのか等については判らない。ただスクーバダイバーの事故があったとのこと。


 新聞記事にならないニアミス事案は、数知れずになりそうだ。沖縄では、悲しいかなダイビングスタッフの潜水障害が多くなっているのです。おまけに潜水障害を的確に治療してくれる医療機関が少なくなっています。インストラクターでも潜水障害、減圧症になっても再圧治療として再圧チェンバーに入れば、すぐに直ってしまうと確信している人が多いのです。そんなことはありません。何回かに分けて治療を受ける必要があります。二時間程度の再圧チェンバー治療で1回だけでは駄目なのでした。


 医者が大丈夫だよって言ってくれるが、本当に安心することができないのでした。再圧治療については高気圧環境関係の学会で認定している潜水障害の専門医の認定資格があるかが最低限必要です。

 再圧治療ができる医療機関に問い合わせする際に、高気圧関係の学会の専門医の認定を受けているか、どうか確認してください。


 夏本番だが、大丈夫かな。皆さんお疲れモードが点滅しているように見受けられるのでした。




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Posted by むらじぃ at 20:56│Comments(0)ひとりごと
 
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