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むらじぃ

2023年07月19日

沖縄の渇水対策あれこれ

 今日の日本列島の天気図を確認した。沖縄と北海道の一部を除いて、ほぼ雨マークがびっしりの日本列島でした。内地では梅雨明け宣言がまだ出ていないのでした。沖縄でも南北大東島では小雨傾向が続いているので農作物への影響が懸念される事態となった。沖縄の他の地域では、たっぷりと雨が降ったので水不足は大丈夫なようだ。


 夏場になると観光客が殺到する沖縄です。離島によっては観光客が島の人口に匹敵する数になることがあります。一挙に水の使用量が増えます。他の大きな島から送水管を通じて水の提供を受けている離島では、渇水対策を真剣に実施しなければならないことがあります。


 渇水対策が叫ばれると観光客の中でもダイビングを楽しむために来沖しているダイバーにとっては潜水後の機材の水洗いができなくて、最終日のダイビングが終わった時のみ潜水機材の水洗いができる場合もありました。当然、シャワー利用も制限があります。洗車はもってのほかになります。海外では洗車や庭への水やりも、渇水対策の規制が公示された場合は、罰則規定を設けています。日本では、罰則規定はなく、あくまでもお願いレベルでした。


 諸外国に比べると気候的には年間1,000ミリを超える雨量が記録している日本なので、余程のことが無い限り水に困ることはないのでした。でも、雨水を貯める天水桶や水瓶を軒先に用意して雨水を貯める風習がありました。これは昔から習慣になっています。


 かつて沖縄本島でも水不足が深刻な時期もありました。最後に経験したのは1980年代にありました。時間給水制限、とくに夜間断水が何日も続いていました。水道の栓を捻っても水圧が低く、チョロチョロしか出ないことも経験しました。内地からミネラルウォーターの箱詰めを何箱も送ったことがありました。


 沖縄本島では1980年代後半には渇水対策として海水の淡水化事業が本格化した。貯水ダムの整備が完了した。水道の栓を捻ればきれいな飲料水が、いつでも飲めるようになっています。


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Posted by むらじぃ at 12:49│Comments(0)ひとりごと
 
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