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むらじぃ

2017年10月25日

実戦訓練ができました。

 今日は、朝から中城港にて水難救助課程の最終海洋実習でした。港湾施設内での転落事故想定。その後の捜索と救助方法の実践でした。岸壁に沿っての平行捜索、環状捜索、円形捜索、半円捜索等を実施した。船舶の出入りについては、巡視艇が出航し、帰港する中での捜索活動だった。3つの消防本部からの派遣を受けています。本日は、那覇航空基地の機動救難士の諸氏の指導付きでした。


 水底の目標物は5分隊分の5体を用意してもらいました。ダミー人形、水中に入れると内部に水が浸み込んで重くなるタイプと予めウエイト玉を入れて重くするタイプでした。重量としては60kg位でした。軽い人体モデルでは救出した際の引き揚げする際のストレッチャーへの固定法や吊り上げ法等の取扱いの実際との違和感を感じる可能性があるので、実際の人体と同じような重量のモデルを使っています。


 港湾施設内での捜索活動になるので水底の底質については泥になっているのでフィンで巻き上げることがないようにと指示があっても水面から見る限り透明度は、1m以下でした。総勢42名の隊員が入っています。当然、透明度が限りなく視界不良状態になるので水底との境も曖昧になっているので潜降した。着底する寸前に中性浮力を取ればいいのですが、視界不良となると水底間際での寸止めができずに、そのまま泥の上に着底してしまい、身動きするためにフィンを動かしてしまうので底質の泥を巻き上げてしまうのでした。


 ポンツーンの下を背面姿勢にて縦断したり、ラインを伝っての船舶の真下に進入したりと様々な海洋実習の経験ができました。透明度が限りなくゼロに近い状態での捜索活動や捜索活動の準備等々、自分が経験した18、19、20期でのトレーニングを超える内容を実践することができました。


今回、海洋実習の実習海域として舟艇基地内での訓練や機動救難士の派遣等々の許可を与えて頂きました第十一管区海上保安本部にも感謝しております。


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Posted by むらじぃ at 22:24│Comments(0)ひとりごと
 
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