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むらじぃ

2007年04月30日

器材は大丈夫!!

4月末、明日から5月。ほとんどのダイビングサービスが大忙しの状態のはずだ。本日も晴れ間が広がった、でも明日の予報では雨だ。やはり梅雨入りしているのだろうか。寒冷前線がバッチリ存在しているのでした。衛星写真でも雲が切れることなく大陸から繋がっているのでした。沖縄本島よりも内地のほうが暑かったようだ。沖縄本島は24℃、内地では28℃の夏日を迎えているようだ。風が南寄りだった。


 全天候型の施設が限られている沖縄では、梅雨時の観光客の方々は、どこにいくのだろうか。やはり北部の水族館に集中することになるのだろう。あとはショッピングモールかな。副都心の免税店かな。それ以外にはないだろう。今年の沖縄の梅雨は、どうなんだろ。真剣に土砂降りとなるのだろうか。夏の渇水対策を考えると、しっかりと降って欲しいのでした。恩納村では5月末までモズクの収穫となるが、収穫時に雨降りとなると真水が当たり浸透圧が変になり品質が保てなくなるのでした。


 たまの休日だから、ホテルでのんびり過ごすこともありかな。あくせく観光地巡りをするよりも、腕時計を外して、のんびりと生活。たまには読書でもいいのではないかなぁ。以前に比べると集中力が出てきたので、自分だったら読書したい。


 前半の連休、ダイバーさんの出足は、ゆっくりしているのだろうか。5月3日からの連休は、山場になっているようだ。今回、自分はダイブコンピュータのバッテリー交換を2月に行うタイミングを失ってしまった。そのためにシーズン突入とともにバッテリーダウンを起こしてしまった。現在、パネルには4つあるので、まあまあ大丈夫か。この連休中にバッテリーアウトなんてことはありませんでしたか。連休明けとともにメーカーにバッテリー交換に出します。ちょっとだけ反省。  


Posted by むらじぃ at 19:51Comments(0)ひとりごと

2007年04月30日

泳ぐウミウシに遭遇

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 真栄田岬ブイ 晴れ 南東 24℃ 22℃ 25m
コメント晴れ間が広がっている。午後から1本潜りでした。真栄田岬ブイに潜りました。ゴールデンウィーク中休みって感じ。お客さんも少な目だった。ヒオドシユビウミウシがヒラヒラクネクネと泳ぎ。ムラサキウミコチョウがパタパタと泳ぎ回っていた。両方とも偶然の産物だが、連続してみることができた。ラッキーだった。こんなときに限ってビデオカメラを持っていないのでした。シャッターチャンスは絶好のタイミングだったのですが、これも運命なのだろう。 クマノミ類は、産卵を確認していたが、二箇所で孵化したことを確認した。残念でした。


  


Posted by むらじぃ at 17:35Comments(0)ダイブログ

2007年04月29日

青の洞窟あれこれ

久しぶりの太陽って感じだった。お客様にも笑顔が蘇った。太陽はありがたい。道路には「わ」ナンバーが、数珠繋ぎ。高速道路を猛スピードでかっ飛ばして行くのでした。内地の高速道路みたいに。凄いスピードだ。交通事故には注意して欲しいのでした。ナビだけ見ているが、周囲を見ていないので、突然の飛び出しや、右左折、怖いのでした。


 左親指の爪、完全に剥離して久しい。少しづつ新しい爪が再生しているが、半分だけ。まだ硬い爪にはなっていない。指先の感覚も駄目。痛みを強く感じるのだ。爪は偉大だ。指先の、研ぎ澄まされた感覚器を守るために硬い爪が存在しているのだろう。3月13日に負傷してから、もうじきで2ヶ月目を向かえることになるのでした。全治二~三週間って思っていたが、長く掛かるのでした。以外にも親指の力って凄いなぁって。


 連休ともなると様々なダイバーさんに遭遇します。水中ですれ違いざま、大丈夫かなって思ってしまうこともあるのでした。あとは、この先頭を泳いでいるのはガイドさんかな。それともレジャーダイバーが仲間で潜っているのかなぁって。でも、装備品を比較すると、どうもガイドさんかなって。おいおいもっとしっかりグループコントロールして欲しいなぁって。後方確認、自分のお客さんの状態を確認して欲しいって思ってしまうこともあるのでした。体験ダイビングに見えるが、手を引いて後ろからタンクバルブを持って泳いでいる。体験ダイバーをコントロールしているように見えるが、タンクを支えているダイバーさん呼吸が逼迫しているように見えるのでした。自分の浮力コントロールすら危ないガイドさん、およびアシスタントさん、アブネェ。


 それにしても体験ダイビングを申し込んだお客さん、大丈夫かな。たまには透明人間になったつもりで修羅場の真栄田岬洞窟付近で潜るかな。何か異常事態が起きているようにしか見えないのでした。おっさんガイドダイバーには見えるのでした。  


Posted by むらじぃ at 23:51Comments(0)ひとりごと

2007年04月29日

やっと晴れた

    
  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 Wアーチ 晴れ 24℃ 22℃ 25m
2本目 真栄田岬洞窟前 晴れ 24℃ 22℃ 25m
コメントゴールデンウィーク2日目。シーザー号貸し切りでした。天候が安定していたので北上した。他の船も居たが、Wアーチにアンカーリング。ポイントの範囲が狭いのでお互いが邪魔にならないように注意して移動した。ドロップオフから18mの根に潜降、ハダカハオコゼを探したが、見つけることができませんでした。中層を移動中にヤイトヤッコのペアに遭遇だろうと思った。した。近くまで寄ったが逃げなかった。アマミスズメダイの群れ、青い光が差し込んでいたのできれいだった。 二本目は、噂の青の洞窟に侵入した。お客様のリクエストがありました。沢山のボートが並び、陸路も数珠繋ぎ、水面も大混雑でした。スーツ、ジャケットを装着しているがフィンが外れたことにガイドさんは気がついていなかった。水底のスクーバダイバーが、外れたフィンを持って水面に出て手渡していた。あの状態では、スカシテンジュクダイの群れの出現は無理。まあブツブツ言ってもしかたがない。環境に与える影響を考えると人数制限も必要かもしれない。 3年くらい洞窟方面には行っていないが、サナカがゆっくりと泳ぐなんてことはできそうにない環境と考える。カマス、コブシメ、コロダイ、ワカヨウジを確認できた。 晴れてホッとしています。 


  


Posted by むらじぃ at 23:26Comments(0)ダイブログ

2007年04月28日

GW

日本民族の大移動の頃、黄金週間が始まった。ニュースでは、凄い人出のようだ。恩納村のリゾートホテルについては満員御礼。ただ前半よりも後半の5月3日から6日までがピークのようだ。今年の傾向では、安・近・短のようだ。長い企業では9連休かな。羨ましい限りだ。自らサラリーマン職を辞めたのだから。


 ゴールデンウィークに突入した。お天気があいにく悪い状態だ。寒冷前線が北東に長く伸びているのでした。雨の量も半端でない。もしかして梅雨入りしているのではないかと思うのでした。前線が長いのでした。本日の恩納村の最高気温は18℃でした。半袖シャツでは寒さを感じている。空は灰色の雲が低く垂れ込めています。ボートダイビングでもウネリの影響を受けているので船酔いが心配だ。おまけに寒いためにスタッフさんのテンションは上がらないようだ。土曜日の週末ですが、ダイバーさんの入り具合は、例年に比べると少ないように見えるのでした。


 ボート上にお湯を持参してもらった。冷えた身体に温かいお湯がしみ込んで行く温いさが気持ちよいでした。保温スーツを夏用に切り替えたスタッフさんがいるが、潜りながら失敗したって。6半が懐かしいのでした。


 明日のお天気は、如何に。  


Posted by むらじぃ at 23:59Comments(0)ひとりごと

2007年04月28日

寒いGW幕開けだぁ

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 真栄田岬ブイ 小雨 18℃ 22℃ 20m
2本目 ムーンビーチ砂地 小雨 北東 18℃ 22℃ 10m
3本目 真栄田岬ブイ 曇り 北東 18℃ 22℃ 20m
コメントゴールデンウィーク幕開けだ。本日より複合プログラムとなるためにガイドさんを一名お願いj、2名のお客様に対応してもらった。朝の気象レーダーを確認したら真っ赤な雲が久米島沖にあることを確認した。遠くに出ないようした。真栄田岬にもウネリが当たっていた。雨の中の準備と出航となりました。 ウネリが寄せる中を最後にエントリーした。クマノミの定点観測、産卵状況と卵の生育状態も観察した。クマノミが2箇所、カクレクマノミが1箇所産卵を確認。しっかりと親業していました。ツバメウオの数、個体数が少なかった。 二本目から講習の続きでした。講習生の都合がよくなったので再開することになりました。マスタースクーバの仕上げです。水底での砂を巻き上げないで着底すること。浮き上がることでした。呼吸のトリミング、BCのコントロール、フィンワークでした。それにフラッターキックでのリズミカルな泳ぎです。24日の強烈な土砂降りの影響で透明度ではなく暗かった。ポイントが集中しているので写真派ダイバーさんにとっては苦渋の選択的なシャッターチャンスだったようだ。トウアカクマノミは産卵していなかったが、産卵する素焼きの破片を触るとアマ噛みしてきた。そろそろ産卵するのだろうか。トレーニングダイブだったので、ついつい泳いでしまった。 講習の続きで、真栄田岬に潜った。サーチ&リカバリーを兼ねて潜りました。捜索物は、すぐに見つけることができた。このポイントでの大回りになるルートでクマノミシリーズを観察した。ついついフラッターキックにて泳いでしまった。20年振りだと思うが夜光貝を見つけた。といっても誰かが加工用に肉厚の部分を削り取ったあとだった。 連休の初日ですが、お天気は最悪の雨降りだ。明日からは回復するかな。気温が18℃、常夏のオキナワを返上だぁ。ひょっとして梅雨入りしていたなんてことになるかな。今日は寒かったぁ。


  


Posted by むらじぃ at 23:18Comments(0)ダイブログ

2007年04月27日

漂流グッズあれこれ

終日、嘉手納漁港および沿海で乗合船の使い方、アンカーリング、ドリフトダイビングの手順等を主に新人ガイドさん対象に講習会を実施しました。参加者は15名を超えました。上空にはF22ラプターやF15が離着陸を繰り返していた。嘉手納基地の直近の漁港だったので騒音は想像以上のものがありました。空では日米共同訓練が実施されている。

 オレンジ色のブイを浮かべて、徐々に離れながら、どれくらいの距離まで確認することができるかも測定した。使用している船にGPSがついているのでスタート地点から距離を確認した。約1500mくらいまで確認できた。午後3時曇り空の下だった。あとはホイッスル(アメリカ製)については風に対して並行に離れて600mくらいまで聞こえました。思った以上にホィッスルが遠くまで聞こえたことに参加者一同びっくりしていた。


 NPO沖縄県ダイビング安全対策協議会では、ガイドダイバーが携帯すべき装備品についてHPで公開している。ブイ、ミラー、RS-4、着色剤、フラッシュライト等を持って仕事をすべきと主張しています。一番難しいのは耐圧を如何にするか。また、携帯しやすいケースをどうするか。真っ黒なスーツは止めにして、私のようにオレンジ色のスーツに着替えて、潜ることをお勧めします。遠くから見れること請け合いです。今度、実際に実験します。実測で、どの距離まで見れるのだろうか。ひょっとして衛星写真でも判読できるかもね。宇宙からも監視できると面白いかもね。私が漂流者となって流れてみます。乞うご期待!!


 嘉手納基地の着陸誘導灯近くで実験していたのですが、航空機の爆音にもかき消されることなくホィッスルの音が確認できた。これは漂流者になった若いスタッフさんが必死だったのかな。


 明日から5月6日まで長期休暇となります。お天気がはっきりしないのですが、安全潜水に注意して潜ります。  


Posted by むらじぃ at 20:34Comments(0)ひとりごと

2007年04月26日

訓練実施してきました

久しぶりに恩納村の秘密基地に戻りました。4月末なのに肌寒い北風が吹いているのでした。この2日間ほど、ブログの更新ができていませんでした。


 4月25日は、午前中にダイバーレスキュートレーニングを実施した。ガイドダイバーを対象とした実技トレーニング。午後からは海上保安庁とのダイビング事故対策訓練だった。予定では、石垣航空基地のヘリコプターの参加が微妙だった。ギリギリまで航空基地では参加させる段取りでスタンバイしてくれたようだった。最終的には、航空基地の判断で、訓練に参加というになった。上原港沖にて巡視艇なつづきと会合、指揮要員を民間船に移乗、訓練開始。13:25耳慣れた爆音が聞こえるのでした。ベル412を確認することができた。


 訓練開始。ヘリコプターは急患搬送の任務も兼務しているために訓練中に急患搬送の依頼があった場合は、現場に急行するということで訓練を開始した。RS-4の実射訓練、漂流ダイバーがブイを携行して、RS-4も用意して発射。4発とも全弾発射することができた。次にダウンウォッシュ体感訓練だ。北風が強いためにダイバーにかかるダウンウォッシュの当たりは弱かった。次にレスキュースリングを使ってのダイバー吊上げ、今回は脚が水面から出る程度までと決めた。16名全員を吊上げてくれた。感謝。


 最後に民間船からの吊上げ訓練の開始となった。潜水士(海猿)が一名、412からホイスト降下、北風を受けながら低速で進むが揺れが実戦さながらのギリギリの中で実施となった。横揺れが厳しい中にピンポイントで後部甲板に降りた。あれ、ガイドロープを切り離した。一緒にガイドロープも揚収している。あれあれって。412はドアの閉めて石垣島の方向に速力を上げて消えていった。


 そうなんです。急患搬送の依頼が入ったのでした。宮古島で脳内出血を起こしたので、早急に脳神経外科に搬送しなければとの緊急指令だった。宮古島で患者さんを揚収して石垣島の民間の脳神経外科に入院したとのことだった。一命は取り留めたとのことだ。


 急患搬送の問題、緊急性を要するために24時間体制を維持している石垣航空基地。全国の海上保安庁の航空基地でも唯一の24時間営業となるのでした。エバックハーネスを使用しての吊上げ訓練はできなかった。あとは海面捜索訓練と巡視艇にセッティングしたセービングネットを使っての移乗訓練まで実施した。


 連休前にレスキュートレーニングを(座間味、阿嘉島、西表島)実施してきた。明日は嘉手納漁港近海にてボートダイビングでの危機管理講習だ。連休前のヒト踏ん張りだ。
   


Posted by むらじぃ at 23:53Comments(0)ひとりごと

2007年04月22日

携帯から送信

まだまだIT国家を目指している日本ですが、すみずみまでインターネット回線が行き渡っていないのが現状だ。西表島でもADSL回線が通じた。通じて2ヶ月が経過しているとのこと。完全にフリーに使えるまでには至っていない。自分は旅行者なのだ。通信速度9.6程度のゆっくりペースでの電波事情だ。しばらくは携帯電話を使っての更新作業となりそうです。では
  


Posted by むらじぃ at 01:01Comments(0)ひとりごと

2007年04月22日

携帯から送信

まだまだIT国家を目指している日本ですが、すみずみまでインターネット回線が行き渡っていないのが現状だ。西表島でもADSL回線が通じた。通じて2ヶ月が経過しているとのこと。完全にフリーに使えるまでには至っていない。自分は旅行者なのだ。通信速度9.6程度のゆっくりペースでの電波事情だ。しばらくは携帯電話を使っての更新作業となりそうです。では
  


Posted by むらじぃ at 01:01Comments(0)ひとりごと

2007年04月20日

地震と津波

午前中の地震の連発、それに続く津波注意報の発令、びっくりしたぁ。思わず先島の知人や仕事仲間に連絡した。ラジオで地震の第一報を聞いた。震度3かぁ、震源地と地震の規模を現すマグネチュードは6.7だった。あぁぁこれは津波警報が発令されるなぁって思った。その後の津波注意報については、すでに到着したあとだった。50cmくらいだった。事実はマグネチュード6クラスが3回起きていた。津波が50cm程度と幸いだった。


 先日の地震関係の資料で沖縄方面での震度6クラスの地震の起きる確率が高くなったとのことだが、まさかすぐに地震が発生するなんて。博多、能登半島、三重県と立て続けに、まさか地震が起きるとは思われなかった地域での大きな地震の発生。東シナ海での地震発生。場合によっては大きな津波が発生する可能性が高いのでした。


 石垣島では風光明媚な場所、つまり海が見える場所に建てられた住宅やホテル群、港湾に面した地区に歓楽街と宿泊が集中しているのでした。当然、観光客も多数いることになるのでした。地震情報と津波情報を入手できたのだろうか。情報の伝達方法にも工夫が必要だ。明和の大津波を想像してしまった。実際の明和の大津波の震源地は、通説とは違い、宮古と石垣の間だったのかな。


 各地で地震が続いている。やはり沖縄も例外でないことを証明した一日でもありました。


 明日から西表島です。更新作業ができないために戻ってから再スタートとなります。
  


Posted by むらじぃ at 23:12Comments(0)ひとりごと

2007年04月19日

ヘリ搬送あれこれ

昨日の荒天、本日の好天。読みは「こうてん」だが、全然内容が違うのでした。多少はウネリは残っていた。昨日の海浜での事故が嘘のような天候。沢山の浜降りの人々がいた。今日が、旧暦の浜降りの祝い事なのだ。恩納でも、読谷でも、各島々でもお昼以降は怒涛の人数が参加したとのことだった。海保も警察もヘリコプターが、「浜降りでの水難事故防止」を呼びかけていた。上空からの呼びかけについては、どれだけの効果があるのだろうか。疑問なのでした。タコ、イカ、貝類、エビ類、天然モズク等をドサリと水揚げしたようだ。禁猟や保護区を漁協が設定しているが効果の程は?


 午後からご婦人方は、どっと海に出ていた。


 渡嘉敷と阿嘉島に行って来ました。それぞれのヘリポートは、風光明媚な山頂に作られている。好天だったので、すっきりと見渡すことができた。案の定、急勾配の道を車で移動しなければならないのでした。水平位をキープしたまま患者をヘリポートまで搬送しなければならない容態の患者さんだったら、診療所からヘリポートまでの移動は地獄の苦しみを味わうことになるのだろう。患者輸送車が用意されているが、別に救急車仕様になっていることはないのに。それを考えると患者さんの負担ってのが、相当なものと考えてしまうのでした。


 いくら搬送手段がヘリコプターであっても快適なことはないと思う。1時間もストレッチャーに固定されて水平位で飛んでいれば気分も悪くなる可能性もあるのでした。以前に救急搬送で救急車に乗ってERまで運んだことがあるが、それでも30分くらいかかったかな。ヘリコプターでの独特の揺れというか低周波の振動、気流が不安定のところでの飛行でも揺れが厳しい場合もあります。できるだけ短い時間の飛行での患者搬送が理想だが、実際の片道40分くらいが限界かなって考えます。


 8時50分にホットラインの電話がなった。脳神経外科系の疾患患者への出動依頼だった。10分ほど前から午前9時10分から延べ3時間のフライトブリーフィングの最中だった。自分らのフライトプランは延期、先に急患搬送となった。予定よりも2時間遅れでのフライトとなりました。


 嘉手納では頻繁に米軍機の離発着が続く中の嘉手納空路の通過、那覇空港近くでのホールド。30分くらい長い滞空時間だった。貴重な体験を快く引き受けてくれたU-PITSの方々に感謝しています。ありがとうございます。  


Posted by むらじぃ at 23:24Comments(0)ひとりごと

2007年04月18日

秘密基地に戻りました

島からの脱出劇だった。低気圧に伴う寒冷前線が通過した。昨晩から北風になっていた。朝方、猛烈な時化、突風と風廻り、土砂降りだ。午前便は全便欠航となった。航空機についても午前中に那覇を中心に離発着する便は、欠航便が相次いだ。那覇を中心に隣接する市町村では交通渋滞だった。寒かった。午後からフェリーケラマが出ることになったので、飛び乗って那覇まで戻りました。北風だったので、横からウネリの影響を受けるためにフェリーは右に左にと傾いた。泊港に入るまで横揺れが続いた。波高は5m近くまでありました。


 浜降りのシーズンだ。とうとう大きな事故が発生した。読谷村では13名、瀬良垣では1名が流れされたとのことだった。フェリーに載っている最中に救助活動が始まっていたとの情報だった。結果は13名中3名が亡くなったとのこと。なんで大荒れの天候の中に浜降りなんてするのだろう。自然を甘くみてはいけないのでした。いくら浅場であっても外洋が大荒れの状態では、何が起きるか判らない。昨日はベタ凪だったが、本日は大荒れだ。非常に残念な事故が起きた。


 バージニア工科大学での銃乱射事件、長崎市長への銃撃事件、和歌山での銃撃事件と銃にまつわる殺傷事件が相次いだ。ニュースを見るのも嫌になってしまうのでした。


二つの島でのレスキュートレーニングを実施しました。医療環境も併せて考えさせられることが多かった。久しぶりに生き生きできた時間を過ごすことができた。   


Posted by むらじぃ at 22:24Comments(0)ひとりごと

2007年04月17日

また大変なことがぁ

座間味島での仕事も終わり、隣の阿嘉島に移動しました。阿嘉島でダイビングサービスを開業している知人が向かえに来てくれました。昼食を食べながら新聞をパラパラ、えぇぇぇえって悲鳴を上げそうになりました。座間味村の診療所の医師が5月末にて退職することが決まったとの報道。県立病院の座間味診療所という位置づけだ。補充がつかなければ無医村になるということだ。県立病院であっても医師の欠員を補充するのは至難のこと。石垣島にある八重山病院でも診療科目のうち、脳神経外科や産科等での医師が欠員のままになっているはず。同じ県立でも沖縄本島の名護市でも産科医が不在のままになっている。自衛隊の医官が派遣されていたが、4月末に引き揚げることになっている。産科では医師一人が居ても出産の対応ができない状態だと言われている。


 沖縄本島では北部のヤンバル方面では安田と古宇利島の診療所が4月1日付けで休止となったばかりだ。ヤンバルの場合は、交通の利便性が良くなったことが廃止の理由に挙がられている。内地でも医師の確保が難しくなっている現実があるとのこと。沖縄では海に隔てられているが、内地では山間地でも人口の減少による過疎化が急激に進んでいるのでした。あとは医師の育成システムが変更になったこと。それに医療保険制度の変更も医師や看護師の都市部への過度の集中になったようだ。


 5月末まで1ヶ月となったが、県立南部医療センターがカバーすることになりそうだ。如何な結論になるだろうか。


 明日、浦添総合病院が運営している医療支援のヘリコプターを阿嘉や座間味に呼んでデモフライトする予定でいる。でも天候上に大きな低気圧が接近する予報だ。無理な運航はしない方針なので、フライト計画を変更する可能性がある。あとは自分が沖縄本島に戻る定期航路でも北風ビュービュー、高波が5mが予想されている。島から戻ることができない可能性があるので、明日の予定が微妙なのでした。


 阿嘉島では、これからガイドダイバー対象にCPR・AEDのトレーニングを実施します。さあどれくらいの人数が集まってくれるかなぁ。  


Posted by むらじぃ at 16:46Comments(0)ひとりごと

2007年04月16日

危機管理って

座間味村、新聞は当日の新聞を午前中に見ることができる。ペンションに配達された新聞をパラパラと読んだ。昨日は安部総理が参列しての陸上自衛隊の101飛行隊の部隊葬が挙行されたとの記事。その脇に急患搬送については、現在は航空自衛隊の航空救難隊が代行しているとの記事があった。内閣総理大臣が沖縄に来県したのは、珍しい。でも、同時に自民党総裁として参院沖縄選挙区補欠選挙への自民党推薦候補の応援演説や普天間基地視察も併せて行った。


 ここで問題があったようで、それは解決できたのだろうかって。


 内閣総理大臣は、国に安全保障の総元締めになっている。今回の来沖も含めて、航空機を使って移動する際の通信手段の確保の問題があったようだ。通常は政府専用機を使って動くべきなのだが、B747型機を使っているために経費が膨大になるとのこと。現在は航空自衛隊が運航を管理している。この政府専用機には、政府専用の通信回線を確保しているようだ。でも国内での運航は考えていなかったのか。それとも大型のために国内で離着陸できる空港が限られるのかな。それで首相の移動は民間機を使うことになったようだ。


 でも、ご存知ように飛行機に搭乗する際には携帯電話の電源は、全てOFFにするように指示される。目的地の空港について飛行機を降りてボーディングブリッジに出るまでは、電源をONにしないでとのお達しだ。そんな状況下、総理一大事ですとの緊急コールをかけても、電話口からは「ただいまおかけの電話は電波が届かないところにいるか、電源が入っておりません。」とのメッセージが流れることになる。これでは日本国の一大事の時には役に立たないことになる。かと言って、機長に無線を借りることもできない。一国の重要な情報を航空会社と共有することはできない。


 さて、今回の首相の移動は、何を使ったのだろうか。東京から那覇まで自衛隊機で一気に無着陸で飛べる機体は、ごく僅かだ。大型輸送機は軍用機仕様になっているために快適な空の旅は駄目。途中に、九州の基地に着陸して燃料補給してなんてことはしていないはず。やはり民間機で沖縄入りしたのかな。


 その際の首相への連絡手段は、どうなったのだろうか。気になるところだ。日本の安全保障の盲点だったりして。B747ではなく、B777にでも切り替えては如何か。政府専用機は4発のエンジンがないと駄目なのかな。先日、B777で2発エンジンしかない機体でも1発停止しても満員の乗客を乗せて、福岡空港に着陸したではないですか。航空機の話題になると、ついつい沢山書いてしまうのでした。  


Posted by むらじぃ at 16:04Comments(0)ひとりごと

2007年04月16日

ダイバーレスキュートレーニングでした

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 座間味島 ハタケジィー(座間味港口) 晴れ 北西 25℃ 22℃ 25m
コメント昨日の荒れた天候から一転、晴れ間が広がっている。でも遠くは春霞かな。高速船が那覇から来る中ブリーフィングしていた。今日はダイバーレスキューの仕上げ、自己完結型にダイバーを救助、自船に引き揚げるでした。ポイントは12月にも使った座間味港入り口。水底はなだらかな傾斜地で、枯れ場が広がっている。ウエイトベルトを水底に落とすために砂地を選んだ。できるだけ環境に負担をかけないようにした。 水面にて自分の潜水器材を脱装する練習。左手で溺者を抱えているという想定で、右手だけで自分のBCを脱装してもらった。完全に右手だけでは外せないので、右側を脱装、その後右手で溺者の首を支えるようにして左側のBCを抜くようにした。技術的には右でも左でも抜けるようにした。二名ともショルダーが外れないタイプだったが、脱装には手間取らないで外せるようになった。 水没溺者の引き上げ、浮力確保、意識の確認、人工呼吸、曳航、器材脱装、引き上げ練習内容を高度化して、最後に自己完結型に対応できるようにした。沖縄で標準的な溺者役として私を船上に引き揚げる練習だったが、最後がきつかったと思います。 このポイント、浅い場所ですがジョーフィッシュ、それもサイズは大き目を発見した。昨夜はAHA2005ガイドライン準拠のCPR、AEDトレーニングを実施した。受講者にとっては、より鮮烈な印象になったかな。継続的なトレーニングの必要性は理解してもらえたと思います。関係者の皆さんに感謝です。


  


Posted by むらじぃ at 16:02Comments(0)ダイブログ

2007年04月15日

島のヘリポート一考

昨日から座間味島に来ました。爆睡状態で到着。夕方は阿嘉経由の座間味、沖縄本島だった。ベタ凪状態だった。今朝は小雨が降っていた。港で潜る準備をしていると本格的に雨が降り始めた。風も南寄りだったが、おじぃの予言では風廻をするぞとのことだった。大きく変化はしないだろうとのことだった。水中ブイで係留してポジィションを決めて潜った。南から西風に変わったが、トレーニング項目は完了できた。港に戻ると積み上げられていた土砂から流れ出た変色した水が港を土色に変えていた。座間味島は現在、渇水対策として12時間断水中、流れ出た水を見ると勿体無いと考えてしまうのでした。


 昨日、宿に行く途中に座間味ヘリポートを見に行った。山の上にあるヘリポートだが、ふと考え込んでしまった。ヘリポートまでは急勾配の道を登らなければならないのでした。心肺蘇生法を実施しながらのヘリポート搬送は、相当の厳しさがあると感じた。島には診療所があり、医師が常駐しています。ただ診療所なので、対応できる医療行為にも言外があります。そのために重篤な患者が出た場合は、陸上自衛隊の101飛行隊にヘリ搬送を依頼することになります。


 ヘリポートは風光明媚な山頂の上にあります。ヘリポートからの眺めは良くても、実際にヘリのパイロットにとってはどうかな。かなり神経をすり減らしながらの着陸、および離陸が要求されそうと思った。それにヘリポートまでの急勾配での患者搬送となると患者さんにも相当な忍耐が要求されるように思えるのでした。患者を水平、枕なし、の状態で搬送させたいと思うが、実際の急勾配では相当な負担になると思った。診療所近くの平地を探したのでした。港湾施設内で確保できるエリアがないかと確認した。


 17日まで座間味に滞在してガイドダイバー対象にCPR、レスキュー、DAN酸素プロバイダートレーニングです。  


Posted by むらじぃ at 23:23Comments(0)ひとりごと

2007年04月15日

座間味トレーニングダイブでした

  ポイント 天気 風向き 気温 水温 透視度
1本目 座間味島 阿真中瀬(阿真ビーチ前) 南 → 西 23℃ 22℃ 25m
コメント朝から小雨がパラついていた。風廻りしそうな天気。水中ブイに係留した。トレーニング内容はダイバーレスキュー。さすがに座間味だ、透明度は抜群だった。ユビエダハマサンゴの群生の脇でトレーニングでした。2名の参加者だった。ユビエダハマサンゴの広く群生しているのでサカナの種類が豊富だ。うらやましい限りだ。 自分が普段フィールドにしていない地域でのトレーニング。とくにレスキュー関係がウエイトベルトを脱装するために水底に影響が少ないように配慮しなければならない。まして生物層が豊富な水域なので最新の注意が必要になるのでした。 水中でトレーニングしていたが、海況が風廻りし始めた。水面でのトレーニング内容をなしにして、水底でのトレーニングだけに変更した。連続排気、ウエイトベルトの脱装着、ポジィティブボイヤントアセント、水没溺者の引き上げ、ウエイトベルト脱装等を繰り返し練習しました。 水底でずっとトレーニングしてたいが、左指の親指の爪が剥離始めた。根元から外れた。先端が2mmくらいだけ張り付いているのがわかった。濡れたままだったの皮膚が柔らかくなっていたので、ゆっくりと全体を外すことができた。痛みはなかった。受傷してから一ヶ月と2日かかりました。

  


Posted by むらじぃ at 23:22Comments(0)ダイブログ

2007年04月14日

大丈夫でしたか

昨日は13日の金曜日でしたが、皆様は如何でしたか。何か、とんでもないことを経験したとか不吉なことが起きたとかありませんでしたか。目の前を黒猫が横切ったとか。まあキリスト教の世界ではないのないが、ハリウッド映画産業が作り出した虚像なのだろうって。最近のメイド・イン・ハリウッド映画は、邦画のネタのリメイクで息をつないでいる。


 ちょっと古い話になりますが、1930年代から1950年代まで作られたアメリカ映画、それにイギリス映画。著作権がすでに消滅したのか、1枚500円くらいでDVDが販売されている。書店や量販店でも販売されているのでした。1枚500円となるとついつい本を買うついでに触手が伸びてしまう。「十二マイルの暗礁の下に」を買ってしまった。ヘルメット潜水器を使って海綿獲りのダイバーの話だ。これは1953年に製作された作品だ。水中シーンが総天然色作品となっている。


 あとは1942年度のアカデミー賞特殊効果受賞作品の「絶海の嵐」海洋冒険活劇。製作されたのが第二次世界大戦中であることを考えるとアメリカの技術力は、凄いのでした。あとは安いDVDなので日本語の吹き替えがない。英語の字幕だけですね。英語の発音もきれいだ。現代英語は、略語や表現としては宜しくない単語の連発だが、古い時代の英語は判りやすい。丁寧だ。まだジョン・ウェインが主演ではない時期の映画も興味があるのでした。第二次世界大戦の戦闘真っ最中なのに、すでに南太平洋での島々への上陸作戦を、その一年後に映画の題材にして作っているのでした。アメリカの底力は、凄かった。でも、最近はネタ切れ状態のようだ。


 あとは戦争が終わった直後のイギリス映画も、丁寧に作っているのでした。キングスイングリッシュ、アメリカンイングリッシュでの発音の違いを聞き取ることができるのでした。1946年の「天国への階段」。あとは潜水ダイバーの戦いを描いた「潜水戦隊帰投せず:1955年」は興味深く見てしまった。等々、映画の話を始めると止まらなくなってしまうので、ここいらあたりで・・・


 本日から座間味・阿嘉島に渡ります。通信回線が確保できればHPの更新ができますが、なかなか厳しいときは更新は秘密基地に戻ってから更新する予定です。  


Posted by むらじぃ at 11:37Comments(0)ひとりごと

2007年04月13日

咀嚼筋は大丈夫かな

最近のテレビCMで気になることがある。それは食品関係でモデルさんが食べるシーンがあるが、食べ物を口に入れて食べるシーンがあります。当然、食品関係は美味しそうに食べてもらわないと困る。当然なのですが、ちょっとだけ気になるのは食べる際の口の動かし方、咀嚼、口と顎の動きに違和感を感じてしまうのでした。もしかして食べているフリをしているのだろうか。咀嚼筋の動きを見るのだが、あまり硬い物を食べたことがないかなって思ってしまうことがあるのでした。


 咀嚼することの大切さ、自分も極力硬めのものを食べるようにはしているのでした。巷ではファーストフードが当たり前になっている。便利で簡単に食すことができるが、思わぬ落とし穴がありそうだ。大半の食品が、大規模な食材工場にて調理されて冷凍した状態でお店に送られてくる。あとはお店で電子レンジでチンするか。お湯で温めて食器に盛り付けることでサービス提供が完了する。味は超一流だから、サービス提供も問題ないのでした。まったくゼロの食材から本格的調理となると時間が掛かりすぎるのかもしれない。テーブルについて食べたいものが決まり、注文、それが完成してテーブルに運ばれるまでに待っていられる時間って。


 10分くらいが限界かな。それ以上になると待っていられないかな。うなぎだけは20分から30分くらいは待っていることができるかな。でも、何年も食べていないかぁ。サトウキビをムシャムシャと齧ったことがある。口に残った食物繊維の残渣、ペッッて吐き捨てるのでした。あとは出汁昆布も美味しい。クチャクチャペチャペチャ。


 定期的に歯科医院に歯と歯茎を点検してもらっています。そろそろ歯周病に注意しなければならない年齢になっているのでした。適度にガムも噛んでいます。キシリトールガムです。ただ最近の話題で犬がキシリトールガムを食べることの危険性を指摘しています。でもガムは人間用を想定して製造販売されているので”犬に食べさせないように”という注意書きは書かないとのことだ。


 米動物虐待防止協会(ASPCA)では、犬はキシリトールが入った物を少しでも食べると30分以内に血糖値が急激に下がったり、嘔吐を始め、フラフラ状態になり歩行も難しい状態になる。発作、大量の内出血、肝不全等を引き起こした例もあるとのこと。体重約9Kgの犬の場合、2、3枚のキシリトールガムでも中毒になるとのことです。  


Posted by むらじぃ at 22:19Comments(0)ひとりごと