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むらじぃ

2015年04月27日

つい脚を出し忘れた

 連休前の晴れ間は、今日が最後らしいです。予報では、明日は雨模様で、雷ゴロゴロもありそうだ。あぁぁ、やはり梅雨入りが早まりそうな気配かも。真剣に湿気対策を強化しなければなりません。


 久しぶりに「へぇぇ」って事故がありました。鹿児島空港にて小型機が不時着した。胴体着陸したとのことだった。てっきり機体の故障で究極の選択として胴体着陸を実行したのかって思っていた。第一報ののちに「あれって」報道があった。「脚を出し忘れたかも」との話もあった。胴体着陸が起きたのは夕方だったので、すぐに滑走路が閉鎖され、以後30便が欠航となった。着陸することも離陸することもできない状態となった。

 個人の所有する機体のようだ。話は変わるが、鉄道では列車の運航に支障を出すようなことをしたら刑事罰や罰金、それ以外に鉄道事業者から莫大な金額の費用の請求があります。今回の民間旅客機の欠航になった費用の請求は、不時着したパイロットになるのだろうか。機体の故障ではなく、人為的なミスでの「脚の出し忘れ」が原因なのだ。

 26日だけでなく、27日の午前便も機体繰りができなくて欠航となっている航空会社もある。保険でカバーできるのだろうか。


第一次世界大戦の時は、航空機が複葉機では脚は、そのままの機体だったが、やがて1930年代からは飛行中の抵抗を少なくするために脚を胴体に仕舞う引っ込み式形式が完成した。第二次世界大戦の始まる前までには、「引っ込み脚」の航空機が当たり前になった。が、脚を出し忘れての着陸が多かったとのこと。イギリス空軍でのエピソードが映画で絵かがれていた。訓練時間の短いパイロットが脚を出さないまま着陸しようと滑走路に接近したが、地上にいたパイロットが警告の信号弾を打ち上げて回避させるシーンがあった。無事に着陸した新米パイロットを出迎えた歴戦のパイロットは「ピョピヨ」ってヒヨコ扱いしていた。


 脚の出し忘れの警告装置はついていないのだろうか。また、このパイロットの操縦免許での処分はどうなるのだろうか。あれこれ考えてしまうのでした。


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Posted by むらじぃ at 22:20│Comments(0)ひとりごと
 
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